香川県琴平町の歯科医院  医療法人尚和会 塩田歯科医院 【一般歯科・予防歯科・歯周病治療・審美歯科・矯正歯科他】

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 口腔機能低下症とは
投稿:院長
「口腔機能低下症」
聞いたことがあるでしょうか。
ご存知のように、日本は超高齢社会に突入し、高齢者のお口の中の健康状態をきちんと評価する必要があります。

歯科では従来より、むし歯があるかどうか。歯周病がどの程度かどうか。といった健診をすることが多いです。
一方で先ほど述べた口腔機能について、きちんと評価して、改善を促すことが今後の歯科医療には求められます。
既に後期高齢者の歯科健診表のなかには、口腔機能を評価する簡易な検査が組み込まれています。

12月14日(木)の14時より、琴平町総合センターにて、町民を対象にした講演会が行われます。
これらの内容についてもう少し噛み砕いた説明を差し上げたいと思いますので、もし興味がおありの方はお越し下さい。
もちろん歯科受診された際に色々聞いて頂いても結構です。



2023年11月25日(土)

 お子様の歯の本数について
投稿:院長
こんにちは。
「先天欠損」や「過剰歯」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

先天欠損は、本来あるべき歯ができていない状態を言います。
特に大人の歯の先天欠損は何らかの対策を打つ場合が多いです。

過剰歯は逆に、通常の本数以上に歯があることを言います。
多くの場合は埋伏過剰歯といって、生えずに埋まっているため、なかなか気付かれない場合もあります。
特に上の前歯の間に埋まっているケースが多く、正中過剰埋伏歯と言います。

これらの歯の本数のイレギュラーはそこまで珍しくありません。
ただしそれぞれ対策を立てないと、将来的な噛み合わせの不具合、歯並びの乱れに繋がる場合があり、早期の診査・診断が大切です。

当院ではカムカムクラブ(お子様のメインテナンスクラブ)に入っているお子様は、小学校高学年をめどに、一度お口全体を写す大きなレントゲンを撮影しようと検討しています。
できるだけ漏れの無いように努めますが、もし撮影がまだのお子様がいらっしゃれば、教えて頂ければ撮影、歯のチェックをいたします。
もちろん強制ではありません。レントゲンの被曝を気にされる方も中にはいらっしゃるでしょう。ただし、被曝によるリスクよりも、画像から多くの情報を得ることのメリットが大きいと考えます。
カムカムクラブに入っているお子様は無料で実施し、入っていないお子様も希望があれば実施いたしますが、費用についてはまたお問い合わせ下さい。

2023年10月28日(土)

 勉強とは
投稿:院長
こんにちは。
最近のお子様は、私が学生だった頃に比べ、勉強熱心になったなと感じています。
ちょっと偏見があるかもしれませんが、私の頃は勉強→ガリ勉というイメージがありました。
私自身「よく勉強してるんでしょう」とか、「よく勉強する学校だよね」などと言われることを何故か好ましく思っていませんでした。

そんな中、高校時代に学年主任であった教師が、学校だよりのような小冊子に記してあった文言が今でも印象に残っています。
スポーツをすることは快活で、勉強は陰気か?いや、そんなことは無いという内容とともに最後に記されていた文言は、

「目標をもって勉強することは暗くかっこ悪いのではなく、明るくかっこいいのです」

シンプルにして、よく心に残る一言ですね。
それでも多感な10代の頃に、その言葉を噛み締めることはあまりできませんでした。
しかし月日を重ね、受動的な勉強ではなく、生きていく為に学びたいことを多少なりとも能動的に勉強するようになってきました。
日々、少しずつ、継続して勉強していくことの素晴らしさを遅まきながら実感しています。

最初に述べたように、最近のお子様、学生は勉強熱心に見えます。
精神的に成熟している方も多く、目標のために勉強することの大切さを早くも理解されているのだと思います。
私も年齢的にはオジさんになってきましたが、若い者に負けないように頑張りたいと思います。

2023年7月22日(土)

 良い歯の審査会について
投稿:院長
こんにちは。
仲多度郡の「良い歯の審査会」が6月15日に開催されました。
コロナ禍で数年間中止になっておりましたが、久しぶりに開催できてとても喜ばしく思いました。

参加されたお子様、保護者の皆様、大変お疲れ様でした。
やはり各幼稚園、小学校、中学校の代表だけあり、皆さん大変優秀でした。
結果として最優秀賞や優秀賞、と決めていくわけですが、選ばれなかった方も代表として、自信と誇りをもって頂きたいです。

会場はたまたま私の母校である琴平小学校でした。30年近く経ちましたが、在学中の雰囲気がほぼそのまま残っており、とても懐かしい気分になりました。
一方で、在学中は各学年60名近い生徒数でしたが、今はかなり減少しているようです。少子化の影響等あるでしょうか。地元なので、どんどん栄えていって欲しいですね。

私は琴平小学校の学校歯科医師でもありますし、当然琴平町からお越し頂く患者様、お子様が大きな割合を占めます。
審査会を通じ、自分が診ている地域、あるいは自院で健診をしているお子様が、たくさん優秀賞、最優秀賞に選ばれるようになればいいな、と感じました。
これからも予防にはますます力を入れて、来年の審査会をまた楽しみにしていきたいです。

2023年6月24日(土)

 読む訓練
投稿:院長
こんにちは。

院内で仕事をするにあたり、院長には当然ですがものすごい情報量の書類、広告、メール等が日々殺到します。
一見不要そうな情報でも、何か重要なことが記されているかもしれませんので、可能な限り全てに目を通すようにしています。

馬鹿正直に全てを読むよりは、必要な情報かどうかを速やかに判断し、いらないものは読み飛ばすのがベターでしょう。
ただ、読み続けることで知識は増していきますし、読むスピードも少しは上がっていきます。
恥ずかしながら近年は活字をあまり読まなくなっていましたが、日々の読む業務を続けるうちに、読むことを厭わなくなってきました。

妻の実家にお邪魔した時、義母からなんとなしに一冊本を勧められました。
ちょっと手持ち無沙汰にしていた私への気遣いでしょう。
ジャンルは細かくは申し上げませんが、今まで私が結構敬遠していた分野で、好んで買ったりはしない類のものでした。

せっかく義母から勧めて頂いたのに読めなかったら申し訳ないな、と思いつつ読み始めましたが、内容も比較的平易で、文字もそこまで小さくありません。
日頃必要に駆られて読むものに比べると、素直に内容も面白かったです。
240ページくらいありましたが、すぐに読むことができました。
日頃の読む業務が自然とトレーニングになり、不意に訪れた読書をすんなりと受け入れることができました。
これを機に、もう少し仕事以外でも読書量を増やしていきたいですね。


2023年5月27日(土)

 お子様に使用する歯磨き粉のフッ素濃度について
投稿:院長
こんにちは。
よく保護者の方から頂く質問に、「子どもにフッ素は使ってもいいのですか。」というものがあります。
フッ素(正しくはフッ化物)は言わずと知れた歯を丈夫にする物質です。
日本では主に歯磨剤に含まれたり、洗口液として使われたり、歯医者でのみ塗布される高濃度のジェルといった形で使われています。

昨今、日本の4つの学会が発表した指針によって、以下のようにお子様のフッ素入り歯磨剤の使用が推奨されました。


・生後6ヶ月(歯の萌え始め)〜2歳
→米粒程度(1〜2mm程度)、1,000ppmFの濃度

・3〜5歳
→グリンピース程度(3〜5mm程度)、1,000ppmFの濃度

・6歳以上
→歯ブラシ全体(1.5〜2cm程度)、1,500ppmFの濃度

共通の注意点としては、
◎就寝前を含めて1日2回のブラッシングを行う
◎歯磨剤はつけすぎない
◎歯磨きの後は軽く吐き出す、あるいは拭きとっても良い
◎歯磨き後のうがいは少量の水で1回のみ
◎歯磨剤は子どもの手が届かない所で管理し、子どもが適切な量をつけられない場合は保護者が歯磨剤を出す


いかがでしょうか。濃度がややこしく思えるかもしれませんが、よく製品を眺めてみると、必ず記載されています。
当院でも推奨濃度にあわせた製品の導入をまた検討したいと思いますので、よろしくお願いいたします。


2023年4月22日(土)

 マスク着用の考え方について
投稿:院長
こんにちは。
厚生労働省による「マスク着用の考え方の見直し等について」という事案に基づき、3月13日より考え方が変わりました。

色々情報があってややこしいですが、
・着用は個人の判断に委ねることを基本とする
・マスクの着用が効果的な場面などでは、着用を推奨する
と表記されています。

着用が効果的な場面というのは、
1. 医療機関受診時
2. 高齢者等重症化リスクが高い者が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等への訪問時
3. 通勤ラッシュ等混雑した電車やバスに乗車する時
とされています。

なお、医療機関等における対応としては、勤務中のマスク着用を推奨することと表記されております。


以上の見解を加味いたしまして、当院は以下のように方針を定めております。
・スタッフは勤務中、医療従事者という立場に基づき、マスク着用を継続する
・受診される患者様には、ポスター掲示等でマスク着用を推奨しますが、強制はせず、個人の判断に委ねます

コロナ禍突入から数年が経過し、色々と落ち着いてきた側面もあります。今回の政策は一つの変革といえるかもしれません。
我々のような医療従事者は、そのような政策、方針にできるだけ速やかに反応し、社会と調和した院内のルールを定めていけるように努めます。

ちなみに私は花粉症がありますので、勤務内外を問わず、引き続き常時マスク着用するつもりです。
暑くなってコロナ(そして花粉)が多少落ち着いていたら・・・屋外の開放的な箇所でマスクを外して、大きく深呼吸してみたいなと思っています。

2023年3月25日(土)

 マイナンバーカードについて
投稿:受付F
以前お知らせしましたが、
当院でもオンライン資格確認端末を導入し
受付でご利用いただけます。

はじめて利用する方が多く、
受付事務が説明しながら
本人さんに操作していただいています^^
本人確認は、
☆顔認証
☆暗証番号
の2種類からお選びいただけます。

ご利用ご希望される方はお気軽に
お声かけください!

2023年3月8日(水)

 CTの導入
投稿:院長
こんにちは。
当院でもついにCTを導入いたしました。
MORITAという企業様の製品で、パノラマCT複合機、つまりパノラマもセファロもCTも撮影可能です。

私がインプラント治療を始めるにあたり、術前診査のひとつとしてCT撮影は必須と考えますので、導入の運びとなりました。
もちろん用途はインプラントに限りません。
下記のケースでは、保険診療の範疇(3割負担の方で3500円程度)でCT撮影が可能です。

・埋伏智歯等、下顎管との位置関係
・顎関節症等、顎関節の形態
・顎裂等、顎骨の欠損形態
・腫瘍等、病巣の広がり
・難治性の根尖性歯周炎の治療(歯根端切除術)
・その他、他の撮影法で確認できない形態等を確認する必要性がある場合

前述のインプラント前診断含め、保険適応外でのCT撮影は、税込11,000円とさせて頂いております。

CT撮影は他の歯科エックス線撮影法と比べると、確かに被曝量が多いという懸案事項はあります。
しかしそれ以上に得られる情報が豊富であるという、患者様にとってのメリットがございます。
撮影が好ましいと考えられるケースでは、しっかりと説明しておすすめさせて頂こうと思います。よろしくお願いいたします。

2023年2月25日(土)

 当院の魅力その2
投稿:院長
こんにちは。自院アピールその2です。

診療項目の欄に「セレック治療」と記しておりますように、当院ではセレックという機器を保有しております。
セレックとは、歯型の模型を機械で読み取り、そのデータ通りのかぶせものを機械が削って作成する装置です。

従来は「かぶせもの」といえば銀歯でしたが、近年は医療保険制度の変化に伴い、保険で白いかぶせものを装着することが可能となりました。
自院で作成することにより、完成までの日程が外注よりも早めになります。
また歯科医師と技工士の連携が容易に可能なため、細かな調整をしつつ完成させていくことが可能です。
このように質の良い白いかぶせが保険診療で作成可能となり、良い時代になったなと感じます。


以下、少し細かな話となります。
保険で作成可能な白いかぶせものは通称CAD/CAM冠といわれます。
このCAD/CAM冠をセレックという機器で作成するわけです。
ややこしいですが、CAD/CAM冠の組成は、セラミックの成分を含有させた樹脂です。
よって、セラミックの良さである自然な色調がある程度期待できますし、セラミックの強度も多少加わっています。
一方でセラミック単体よりは強度が劣る点はご理解頂く必要があります。

自院のセレックでセラミック系の材料を用いたかぶせものも作成可能です。
ただし前歯などの審美領域はやはり専門の技工所さんにお願いした方が明らかに良いものができますので、外注をさせて頂いております。
また、単独1本のかぶせでなく、複数の歯を繋ぐケース(ブリッジなど)も外注とさせて頂いています。

もちろんかぶせものの種類に限らず、種々の治療方針というものは患者様とよく相談のもと決定いたしますが、気になる点はお気軽にお問い合わせ下さい。



2023年1月28日(土)

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