香川県琴平町の歯科医院  医療法人尚和会 塩田歯科医院 【一般歯科・予防歯科・歯周病治療・審美歯科・矯正歯科他】
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 お子様に使用する歯磨き粉のフッ素濃度について
投稿:院長
こんにちは。
よく保護者の方から頂く質問に、「子どもにフッ素は使ってもいいのですか。」というものがあります。
フッ素(正しくはフッ化物)は言わずと知れた歯を丈夫にする物質です。
日本では主に歯磨剤に含まれたり、洗口液として使われたり、歯医者でのみ塗布される高濃度のジェルといった形で使われています。

昨今、日本の4つの学会が発表した指針によって、以下のようにお子様のフッ素入り歯磨剤の使用が推奨されました。


・生後6ヶ月(歯の萌え始め)〜2歳
→米粒程度(1〜2mm程度)、1,000ppmFの濃度

・3〜5歳
→グリンピース程度(3〜5mm程度)、1,000ppmFの濃度

・6歳以上
→歯ブラシ全体(1.5〜2cm程度)、1,500ppmFの濃度

共通の注意点としては、
◎就寝前を含めて1日2回のブラッシングを行う
◎歯磨剤はつけすぎない
◎歯磨きの後は軽く吐き出す、あるいは拭きとっても良い
◎歯磨き後のうがいは少量の水で1回のみ
◎歯磨剤は子どもの手が届かない所で管理し、子どもが適切な量をつけられない場合は保護者が歯磨剤を出す


いかがでしょうか。濃度がややこしく思えるかもしれませんが、よく製品を眺めてみると、必ず記載されています。
当院でも推奨濃度にあわせた製品の導入をまた検討したいと思いますので、よろしくお願いいたします。


2023年4月22日(土)

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